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(1)窯の仕組みと組立て
絵のようにブロックで組み立てます。
竹筒からしっかり空気が抜けるように気をつけて組みます。
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(2)原竹を入れる
A 竹を40cmぐらいの長さにナタで割ります。
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B 20本ほどの竹を針金で束ねます。 |
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C 窯の中にきちんと並べて入れていきます。
D たき口と原木との間に薪を敷きつめて、たき口付近には乾燥した杉の葉を大量にしきつめます。
E 鉄板のふたを窯にかぶせます。
F 鉄板が完全に見えなくなるまで土を覆いかぶせて、踏み固めます。
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(3)窯への火入れ
A 竹筒の口がしっかり開いているか確かめます。
B たき口の杉の葉に火をつけ、燃え上がるのを待ちます。できるだけ窯の中で火をおこすようにします。
C 炎が上がったら、たき口から中へ火を送りいれるために、うちわや板を使って風を送りいれます。風が送られると竹筒からうっすら黄色がかった煙が上がり始めます。
※火が安定した時は、煙が勢いよく立ち昇り続けます。
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(4)たき口をしぼる
A たき口はレンガやブロックでしぼります。
B ブロック以外のたき口全体を粘土でおおいます。
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(5)空気穴の大きさをせまくする(着火してから3時間半後)
煙がしっかり立昇っているのを確認したら、たき口の空気穴を指が4本横に入るぐらいまでせまくします。レンガ等を使って調節します。
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(6)交代で火の点検をする(着火から15〜19時間まつ)
※着火した火が消えていないか、煙のたちが安定しているか確認する。(定期的に3〜4時間おき)
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(7)火止め
A 空気穴をすべて粘土でふさぎ、煙突にふたをします。
(8)冷却
(最低でも3〜4時間の冷却が必要)
※完全に炭にするための時間。
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(7)取り出し
A 窯の上の土をすべて取り除き、ふたを開けます。
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B 中の炭は崩れないようにスコップなどでそっと取り出します。 |
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