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/「みなさんは日頃あまり感じないかもしれませんが、私たちってこの一枚の木の葉に生かされているって思うんですよね」と藤石さん。
/「木の葉は落ちて微生物の働きにより腐葉土を作りそこから新たな木が育っていく。その木の実や樹液などで動物や昆虫たちを育て、それらを餌に鳥やさらに大きな動物が育っていく。また森の土は雨の水を浄化しきれいな水を川へそそぎ魚たちや私たちを育んでくれる。そう考えると私たちは目の前の一枚一枚の木の葉によって、生かされているんだなって時々思いますよね。」
そう、私たちは自然のおおきなサイクルの中で生きているんですよね。でも人間が科学的に作ったもの…空き缶やペットボトル、タイヤなどは自然の中で分解されずに、いつまでも残っていくのだそうです。
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この一枚の木の葉に… |
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●フワフワの腐葉土
さて登山道から森に入ってから思ったんですが、この辺の地面ってフワフワしてスポンジ みたいに柔らかい。
これは腐葉土といって枯れ葉や枯れ枝が菌類や微生物などに分解されて、土に帰ったもので通常1cmの腐葉土ができるのに100年以上かかるのだそうです。そしてこの腐葉土が山に降った雨水をゆっくりたくわえ、そして浄化し川に流してくれることで、私たちを洪水や土砂崩れからら守ってくれるんですって。
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