かつて、櫛池川の右岸沿いに通っていた旧稲田街道やそれから分かれて岡野町に入る道を通る旅人の目標になっていました。また、「暴れ岡川(櫛池川)」の洪水に耐え、常に護岸の役を果たした木でもあります。岡川の渡しの象徴、安全と繁栄の神の木として古くから庶民にあがめられた名木で、今は本村最大級の広葉樹の巨木で、天然記念物として村文化財にも指定されています。