漉いたばかりの和紙は
水気を多く含んでいるので、重ねた上に板とおもしを乗せてゆっくりと水をしぼります。その後は金属板に貼り付け、熱で乾燥します。
今回は、まだ水気が取れてない和紙を貼っていただきました。それでちょっとダラダラしてます。昔はお陽様に当てて干したそうです
じわ〜っと水が
染み出す
このように貼って
熱で乾燥
/
乾燥後、できのよし悪しを選別。
小出和紙は「未さらし」といって漂泊しない自然の風合いが持ち味です。
最初は淡いベージュですが、お陽様に当たる程白くなります。また、染色がきれいなのも特徴。これは水がよいからだそう(環境庁の調査で全国に2か所しかない水質なのだとか。もうひとつは沖縄にあるらしい)。
和紙はできてから5〜10年寝かせます。
「未さらし」の
状態です。
染めた紙もやさ
しい風合い。
/
伊藤さんの和紙は全国に多くのファンがいて、よく書家や画家の先生たちが訪れるそうです。伊藤さんご自身も書道や絵画に精通されており、たくさんの作品を見せていただきました。
お〜っと、こんなめずらしいものが?! 和紙は水にも強いので服を作ってみたそうです。まいも着てみたのですが、とってもあったかい!通気性もよさそう。
こんなものまで和紙で!
似合ってる?
/
伊藤さんの作品
迫力ある作品の
数々
館内には紙漉き体験をされた生徒さんからの寄せ書きが飾られていて「がんばってね」とか「跡継ぎを見つけてね」など微笑ましいものばかりです。伊藤さんのお人柄のよさが伺えますね。
楽しく、なごやかな雰囲気の中、あっという間に時間がたってしまいました。
伊藤さん、本当にありがとうございました。
伊藤さんのお話
「お日様に感謝」
まいの感想
伊藤さん宛の
寄せ書き
最後に
ツーショット
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