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丸太橋を渡ると、さらにブナの多い地域へ。
「こんなに立派なブナの木がたくさんあるのに何で利用しないんだろう?って不思議に思いませんか?
ブナって漢字で"木"へんに"無"とも書きますよね、ブナは用無しの木ということでつけられた名前なんです。また切れば腐りやすく、狂いやすい。燃えやすく炭にもならなければ、椎茸を育てるオダ木にもならない。その上こんな山奥から運び出す労力を考えたら、本当に役にたたない木だったんですね。」
なるほど、ブナの名前にはそんな由来があったとは。
でも最近は技術が発達し、切ってすぐ人工的に乾燥させることによって家具などに使われるようになったそうです。 |
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丸太橋には要注意!
丸太のてっぺんを踏まないように |
このブナは400歳? |
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◆木と人のつきあい方は…
「ところでここはとても見事なブナの原生林ですよね。 ブナ林と言えば世界遺産で有名な白神山地を思い浮かべる方も多いと思いますが、一度伐採されると今のようになるまで、また4〜500年かかるんですね。
ですから木を切ることはいけないことではないのですが、木を切る一方で育てる努力もあわせて行っていかなければいけませんよね。」 とも小林さんは教えてくれました。
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